3週間でTOEIC765→850まで伸ばした勉強方法、タイムスケジュールをまるごと公開
私は今から3ヶ月前、こんなことを思っていました
「とりあえずTOEICの点数を伸ばしたい」
「身につくかどうかより、TOEICの点数アップをまずは優先したい」
私のTOEIC歴を振り返ると
初めてのテストは2021年11月で625点
そこからしばらく勉強せず、1ヶ月前から本格的に英語の勉強を開始し2022年10月2日に765点
そこから1ヶ月後(2022年10月23日)のTOEICで850点
次の試験は1ヶ月後(2022年11月20日)に885点(現在)
こんな感じです
625 | 2021/11/14 |
765 | 2022/10/02 |
850 | 2022/10/23 |
885 | 2022/11/20 |
実際にかけた対策期間は625→765(1ヶ月)、765→850(3週間)、850→885(1ヶ月)です
この記事を読むことで以下の情報を知ることができます
- 超効率的なTOEIC対策法
- 実際に点数を上げた筆者の勉強スケジュール
- 色んな方法を試した上でおすすめする勉強法
下の目次から気になる項目へ飛んでください
TOEICとは
TOEICは英語の試験です
合否はなく、リスニングとリーディング各495点 の990点満点のスコアで判定されるので自分の英語レベルがわかりやすいです
リスニング:100問(45分)
リーディング:100問(75分)
試験時間は2時間でたっぷりあるように見えますが、TOEICのテストは時間が足りないことで有名です
TOEICで高得点を目指すためにはこの時間配分の攻略が鍵になってきます
625→765(1ヶ月で到達可能)
625→765は1ヶ月で到達可能です
なぜなら私は625点を取得してから約1年後に試験を受けましたが、それまで英語の勉強はほとんどせずに、試験の1ヶ月前に勉強を始めてここまで上げることができました
なので効率的かつ効果的な勉強法を行えば1ヶ月で600点代から700点代にあげることができるといえます。
実践した勉強方法/使用教材
2週間、私が使った教材はこの2つです
- Duo3.0
- スタディサプリTOEIC
Duo3.0
これは正直私には少し難易度が高かったです
Duo3.0を丸暗記したらコミュニケーションの際に例文をそのまま使えたり、他の勉強をしなくてもTOEIC800点取れるというブログ記事を読んで実践してみました
ですが途中でこの方法はTOEICの点数を取るのに効率が悪いということに気づいてやめました
全部暗記しようと思ったら最低でも1年はかかりそう
スタディサプリENGLISH
この頃のTOEIC対策はほとんど全部スタディサプリENGLISHでやっていました。
ネットでの評判が良く月額も安いので試しにやってみたところ、評判通りめっちゃ良かったです
具体的に何が良かったと思ったところを上げます
- 関正生講師のTOEIC攻略方法を学べて、超効率的にTOEIC対策ができる
- TOEICに出てくる頻出単語を点数ごとに学べる
- 勉強方法、動画を見る順番の動画があり、迷子にならない
- 関正生講師の文法動画の説明がわかりやすく、丸暗記のない一生使える英語の核心をついている
- 本番に近い問題形式の「実戦問題集」が、PART1〜PART7全てに対応している
- TOEIC(R)テスト20回分相当の実戦形式問題・解説を収録
関正生講師が一体何者なのかというと、彼は今までTOEICで複数回990点満点を取得し、一度講義を開くと立ち見の人が毎回出る、チケットには長蛇の列ができるという人気英語教師です
関正生講師はスタディサプリでは主に文法動画の解説を担当しているのですが、これが本当にわかりやすい!!
これからTOEICの勉強を始めるという方は必ずこのスタディサプリENGLISHの文法動画と、TOEICのパート別対策動画を見ておきましょう
ここで得た知識が英語学習の基盤となり、今後の学習効率がぐんとアップします
僕は2週間で単語、文法一周→単語、TOEIC対策一周をしたよ
結構時間がかかったけど、動画を2倍速で聞いたら時間短縮できたからやってみてね
スケジュール
当時1ヶ月間私はコロナの隔離中だったということもあり、一日中家で勉強していました
朝起きるとスマホのアプリ(スタディサプリENGLISH)を開いてベッドの上でゴロゴロしながら単語と文法をして、脳が起きたら体を起こしてパソコンの前に座ってまたスタディサプリを開きます。
スタディサプリの動画や問題はパソコンの方が画面が大きくて見やすく、より勉強している感が出るので集中できました。
問題の解き方、進め方としては、同じ問題を1日に何度も繰り返さないということを意識してやっていました。
なぜなら1日の短期スパンで理解してもそれは短期記憶になってしまうからです。
長期記憶にするために復習は最低でも1日空けていました。
スタディサプリの動画は、試験までに一周することを目標にそこから1日どれくらい動画を見ればいいのか逆算して前に前に進んでいきます。
1日のスタディサプリの勉強時間は約3時間です。
そしてDuo3.0は1日に5セクションずつ意味を理解してから聞くというのを繰り返していましたが、効率が悪いことに気づき2週間目で終わり、後半はスタディサプリのみで対策をしていました。
765→850(3週間で到達可能)
次に私が765点から850まで伸ばした方法公開します。
この時にかかった期間は3週間です。
実践した勉強方法/使用教材
3週間の間に使用した教材はこの3つです
- 金フレ
- 公式模試
- abceed (文法問題でる1000問)
金フレ
TOEIC対策の単語帳といえばこれ!というくらい有名な金フレです
他にも同シリーズで銀フレ、黒フレがありますが一般的に使用されているのがこちらの金フレです
銀、金、黒それぞれの違いをまとめました
銀フレ:600点を目指す人向け
金フレ:600点の実力がある人向け
黒フレ:700点以上の実力があり、満点を目指したい人向け
私は銀フレ、黒フレを使ったことがありません
スタディサプリENGLISHのTOEIC単語帳のみで700点を取得することが十分可能だったからです
また、700点の実力がすでにある人も黒フレに行く前にまずは金フレの単語を身につけることをおすすめします
金フレの単語を完璧に覚えると安定して800点〜900点を取れる実力をつけられます
金フレだけを使って885点まであげることができたよ
黒フレには問題に出てくるがそこまで重要ワードではない(正誤に関わらない)単語も出てくるので学習効率が悪いです
金フレに出てくる単語は全て重要ワードですので、それらを全て覚えてから黒フレに取り組みましょう
具体的に私が実践していた金フレを使った勉強方法は
- 音声を聞きながら英語→日本語ができなかったら チェックをつける。(2周)
- 3周目はチェックが2つたまっているものをまだ英語→日本語に訳せなかったら付箋を貼る。
- 付箋が貼ってある部分だけを確認し、覚えたら付箋を外す。
こんな感じで、あとは付箋が全て外れるまで③を繰り返します。
公式TOEIC問題集
TOEICが公式で出している問題集です。
こちらは実際のTOEICと同じ形式になっているので、2時間測って解いてみると自分の実力を知ることができます。
解答ページには細かく解説が書かれているのでこの問題集を解き終わったら必ず復習しましょう。
何事もそうですが、一度解いて終わりにするのはかなりもったいないです。
解答を見返してどうして間違ったのかを分析し、何度も繰り返して解くことでやっと記憶に定着しテストでも使える知識へと変わります。
この公式TOEIC問題集もそのようにして解く→分析・理解→解くというのを繰り返します。
abceed(文法問題でる1000問)
abceedは英語勉強のアプリです。
無料でも十分使えるのですが、私は文法問題でる1000問をやりたかったので有料版を使いました。
テストまでの1ヶ月間だけ有料にするとやる気が出るのでおすすめです。
このアプリを入れたことがない人はまず無料版を使ってみて、合うなと思ったら月額の有料版に切り替えてみてください。
僕は普段からタブレットでノートを取っているから、とっても使いやすくて、このアプリは気に入ってるよ
AI英語教材 abceed(エービーシード)
Globee Inc.無料posted withアプリーチ
当時3週間のスケジュール
765→850までの3週間、私がしたことはまず前回のテスト分析です。
前回765点を取得した際、リスニングが壊滅的だったのでまずはリスニングを強化しようという目標を立てました。
リスニング対策として公式問題集のリスニングパートを一つの問題につき15〜30回くらいシャドーイングするようにしていました。
スタディサプリを一通り勉強し終わり、知識の基礎をつけられたと感じたので、あとは実際に問題を解いて数をこなしていくという勉強法に切り替えました。
また、わからない単語もまだまだたくさんあると感じたので、金フレを購入し毎日1周していました。
1日のスケジュール(Todo)は
- 金フレ1周(1h)
- 公式問題集(1h〜2h)
- abceed文法(1h)
こんな感じです。
朝起きたらまず金フレを一周するというのを習慣にすると一日中集中して英語の勉強に取り組むことができます。
850→885(1ヶ月で到達可能)
実はこの1ヶ月間、そんなに勉強しなかったのですが、それでも毎日少しずつ勉強したおかげで35点伸ばすことができたました!
実際に行った勉強方法/使用教材
この時行った勉強方法はこの3つです
- 金フレ
- 精選模試(abceed)
- 復習ノート
金フレ(一周にかかる時間が30分以内に)
最初こそ金フレを一周するのに2日かかっていましたが、毎日繰り返すことで時間がだんだん短くなり、この頃には一周するのに30分もかからないようになっていました
わからない単語に付箋を貼って、覚えたと思ったら(日本語訳ができたら)付箋を外すようにしていましたが、一枚も付箋が外せないような日も何度かあります
ここで負けずに1日1周を徹底してやることが大切です
なぜならその日は覚えていなくてもその英単語を“目にする”ことが何よりも重要だからです
クラスメイトの名前も最初は全然覚えられなかったけど、定期的にその人の名前を目にして情報に触れさせることで1年後には自然に覚えていたと思います
英単語も同じで、定期的に脳に情報を触れさせることが記憶に定着させる上で大切になってきます
なので「今日は1単語も覚えられなかった」と嘆かずにその単語に触れるを目的としてコツコツ続けていきましょう
精選模試(abceed)
abceedというアプリを使って精選模試を解いていきました
TOEICの実際のテストよりも難易度が少し高めなので、これに慣れておくとテスト本番が楽に受けられます
アプリを使うメリットは単純に外で勉強するときに持ち運ばなくて良いからです
また、私はタブレットを使って勉強していたので、後で紹介する復習の際に問題を移す手間が省けて時間の節約になります
復習ノート
なんでもっと早くこれをしなかったんだ!と思いました
この復習ノートはそれくらい便利です
勉強法は金フレと似たような感じです
- 間違った問題を分析する。
- 分析結果から問題を作成する。
- 次の日に解けたら○、解けなかったら×をつける。
- ○が連続3個付いたら問題を見えないようにする。
この4ステップです。
実際に使用していたノートをお見せします。
最初は線の右側に英単語や問題などを書きます
そして線の左側を見て合っているか確認します
問題を解いて○が3つ連続で溜まったら左側に移動させて次からは見ないようにします
これを一日一周繰り返すことで、9割はしっかり覚えられます
当時1ヶ月のスケジュール
この時は第一希望の大学申請に間に合わないから、あまり勉強しなかったよ
1日にやっていたことは金フレ一周、精選模試30分、復習ノート一周のみです。
合計1時間くらいしかかかりませんが、それでもかなり効果があったなと感じています。
全まとめ
点数 | 期間 | 勉強法 | 1日の勉強時間 |
---|---|---|---|
625→765 | 1ヶ月 |
| 5〜6時間 |
765→850 | 3週間 |
| 6〜8時間 |
850→885 | 1ヶ月 |
| 1時間 |
効率の良いおすすめの勉強法
いろいろ試した中で特に効率があると思った勉強法を5つ紹介します!
- 金フレ
- スタディサプリ動画
- abceed文法
- 公式問題集/精選模試
- 復習ノート
この5つさえやっていれば間違いないです
金フレは1日1周を徹底する
金フレの効率的な勉強法はこの3つです
- 1日1周
- 英語→日本語
- 付箋を貼る(印をつける)
TOEIC学習のベースとなるこの金フレは、テストに出てくる単語を効率よく勉強できる素晴らしいアイテムです
他のブログでもいわれていますが、本当にTOEIC対策の単語帳はこの1冊だけで大丈夫です!!
まずはこの1冊を全て覚えることを目標にしていきましょう。
覚え方は英語を見て日本語訳を言えるように勉強するのが圧倒的に効率が良いです!
なぜならTOEICで使う知識は英語から日本語のものがほとんどで、さらに覚える速さも日→英の4分の1の時間で覚えられます。
金フレを購入したら、まず全ての単語に目を通して、覚えているものと覚えていないものに分けます。
周を重ねるたびにわからない単語が減ってくるので、ある程度減ったらわからない単語に付箋を貼っていきます。
そうすることで本を閉じた状態でもどこにわからない単語があるのか、それがどのくらいあるのかがすぐにわかります。
そして、自分が覚えたと思ったらその付箋を剥がします。
だんだん付箋が減っていくのを見ることでモチベーションの維持にもつながります。
800点以下の人はスタディサプリENGLISH
スタディサプリENGLISH(TOEIC対策)ではTOEICの基本となる考え方や、攻略方法が学べます
例えば、TOEICでは時間攻略が高得点取得の鍵になってくるのですが、その時間配分の方法や問題を解く順番などを教えてくれます
特に文法の解説動画が良かったな
この文法動画を見たら、なんとなく解いていた文法問題が、どうしてこうなるのか仕組みを理解しながら解けるようになったよ
TOEICのPart5は文法問題が出るのですが、それ以外にPart6でも文法問題が出てきます。
つまり、文法の基礎をしっかりつけることで、毎回安定した点数が取れるようになります。
abceedは入れたほうが良い
abceedという英語学習のアプリは、TOEIC対策に役立つ必須アプリです。
特に短期集中で対策をしたいという人は参考書を買うよりこのアプリに課金したほうが良いです!
なぜなら参考書を1冊買うのにかかるお金と同じ金額で150冊の教材が使い放題になるからです
他にも模試の受け放題や、TOEICの予測スコアが出る機能など様々な便利な機能を使うことができます
先ほど紹介した金フレも、abceedから問題形式で音声付きで解くことができるので、移動中や出先にサクッと勉強することができます
私はこのabceedで、でる文法問題1000、金フレ、公式問題集、精選模試を解いていました
AI英語教材 abceed(エービーシード)
Globee Inc.無料posted withアプリーチ
公式問題集/精選模試
公式問題集と精選模試はどちらもTOEIC本番のテストと同じ形式で解くことができる問題集です
公式問題集の方が実際のTOEICテストと同じレベルで作られていて、精選模試はそれよりも難易度が高めに設定されています
公式問題集が物足りないなと感じたら精選模試に切り替えるのをお勧めします
そしてこの問題集のメインは、本番通り時間を測って問題を解いてみて何点取れるのか〜ではありません!
この問題集を使う目的はその先にあります
具体的に何かというと、
- 問題を解くリズムを身につける
- シャドーイングをひたすらしてリスニングを鍛える
- 問題を何度も解いて速読の感覚をつける
- わからない単語を文章の中で覚える
この4つです
問題の答えを丸暗記するのではなく、どうしてその答えになるのか解説できるようになってから何度も何度も繰り返して解いていきます
そしてリスニングパートはそれプラスシャドーイングです
人は自分で発音できるものは聞き取れるようになるので、シャドーイングを完璧にしていくことでどんどん聞き取れるようになります
そして定期的に2時間測って最初から最後まで解いてみて、リスニングの先読み時間やリーディングの解くスピードなどを感覚的に身につけることができます
忘れないようにするための復習ノート
復習ってなぜかやりたくないんですよね。
その気持ちめっちゃわかります。
ですが、この方法かなり効率がいいのです!
新しいものを覚えようとする前に少し復習の時間を設けるだけで、記憶の定着率がグンと伸び英語力が確実に上がります
復習ノートを作る際のコツは、アウトプット形式にしてノートに問題を書くことです
そうすることで復習のたびに脳が必要な情報として保存しようと頑張ってくれます
例えば、復習ノートに学んだことをメモして眺めるだけではあまり脳を使わないので覚えるスピードは遅いです(その分復習するときは楽ですが)
右側に覚えたい英単語を、左側に日本語訳を書けば、毎回思い出す作業が入るので自然にアウトプットできます
復習ノートの内容はどんどん多くなってくると思うので、毎日自分で作った問題を解きつつ覚えたなと思った問題は見えなくするなどして効率の良い勉強方法を行ってください
最後に
私自身1年前はTOEIC800点と聞くととてもすごいもののように感じていましたが、実際取得してみると、適切な勉強方法で効率よく勉強すれば案外簡単に取れるなと思いました
今回私は大学への出願の際の書類審査で英語能力の証明が必要なので、その提出書類を強くするためにTOEIC800点以上を目指しました
このように人によってTOEIC高得点を目指す理由は様々だと思います
私は書類提出まで期間が短かったのでなんとしても効率の良い勉強をしようと心がけ、いろんな成功者の勉強法を真似して自分なりにアレンジすることを繰り返してきました
目標を達成する際の近道は、すでにその目標を達成している人の真似をしてみて、だんだん自分にあったものに変えていくことだと思っています
まずは私の勉強方法をサンプルの1つにして真似をしてみてください
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです!
最後までご覧くださりありがとうございました