台湾留学で失敗した、後悔したこと3選。私の失敗から学んでください
この記事では私が1年間の台湾語学留学を通して、失敗したことや後悔したことを話していきます。
これから台湾へ留学する方は私の失敗談から先に学んで、留学をより良いものにしてください!
私自身留学前はネットで様々な情報を集め後悔しないように対策をしていったのですが、それでもいくつか失敗したなと感じることがありました
対策をした上での失敗なので、意外と見落としがちなポイントになっていると思います
【失敗1】家を1年契約したこと
家の賃貸契約は短期のものも探せばありますが、1年契約をすると一月あたりの料金が安くなるので当時の私は1年契約をしました
内見せずに契約した
私は当時仲介業者を使って契約をしました。
家を早く決めたかった+コロナで自主隔離の場所が必要。
この二つが重なり、日本にいる間に1年間の契約をしてしまいました。
契約をする前に、家の動画や写真があったのでそれで十分だと思いました。
実際はそれで十分ではなく。。。
1階と思いきや地下
これには本当にびっくりしました。
確かに家の情報には「1階」と書かれていました。
だけど実際に行ってみるとなんだか薄暗い、下に続く階段に案内されました。
仲介業者さんによると「このアパートは1階がないので、1階と記載しましたが、実際には半地下になっています。」とのこと。
契約後、家を案内してもらう時に初めて知らされる事実に驚きましたが、部屋の中は写真通りだったので、クレーマーみたいになりたくないし、まあいいか。ということで何も言いませんでした(後悔)
日光が入らず鬱に
「半地下」なので壁の上の方に窓がありましたが、日光は入らず、あくまで換気目的の窓という感じでした。
今まで太陽の光に当たらない生活をしたことがなかったのですが、このときに初めて陽の光の大切さに気づきました。
朝起きても部屋の中が暗いというのが私を憂鬱にさせます
家の中にいると気分が落ち込んでしまうので外に出るようにしましたが、鬱になると外に出るのが嫌で家の中に引きこもり、負のループが続いていきました。
そのせいか、私は当時心の中がモヤモヤしていて、よく泣いていました
騒音問題
次に家の騒音問題についてです。
音については家の写真や動画を見ても分かりません。
なんなら内見時にも気づきにくいです。
私は一泊して初めて気づきました。
私の部屋の上が幼稚園で、平日の朝8:00〜18:00までドタバタと足音や子供の声が聞こえてきます。
文章だけでは伝わりにくいと思いますが、天井が落ちてくるんじゃないか不安になるくらいの音量です。
AirPods Proのノイズキャンセリング機能を使っても、子供たちが音楽に合わせてジャンプしたり、走り回ったりする音は消せませんでした。
平日のその時間帯は家でゆっくり昼寝をすることはもちろん、集中して勉強に取り組むことも難しかったです。
違約金は10万円以上
これらの問題対面し、契約を途中で解除することを考えますが、違約金として家賃の2ヶ月分を払わないといけません。
ほとんどの賃貸には契約期間というものが存在し、その契約期間以内に引っ越すとなると違約金が発生します。
金銭的に余裕があればよかったのですが当時の私は生活するのに精一杯で、次学期の学費を払えるかどうかさえ危うい状況でしたから、この違約金を払う余裕はありませんでした。
そこから学べること
私の失敗談1「家を一年契約したこと」から、当時家を契約する前の私に教えたいことを4つまとめました。
- 初期費用は高くてもいいから1年間住む家は内見しよう
- 仲介業者を信用しすぎない
- 契約内容と違ったら伝えよう
- 違約金を払わないで良い方法を考えよう
①初期費用は高くてもいいから1年間住む家は内見しよう
留学先で内見してから家を決めるとなると、家を決めるまでの間住む家を探す必要があります。
台湾に知り合いや友達がいてそこに住ませてもらえるって人は大丈夫なのですが、私のように台湾に知り合いが一人もいない状態で留学を始める方もいらっしゃると思います。
その場合Airbnbや、ホテルなどで1週間から1ヶ月ほど家/部屋を借りることになりますので、どうしても初期費用がかかってしまいますが、内見せずに契約して後で違約金を払うよりは安いですし、内見をすることで自分に合ったより良い物件を見つけることができると思います。
②仲介業者を信用しすぎない
仲介業者はあなたの友達でもなんでもありません。
契約を取り手数料をもらえれば良いので多少逃げ道のある嘘をついてきます。
もちろんそうでない仲介業者もあると思いますが信用し切らずに、「こうやって書いてるけど実際はどうなのかな?」と疑いの気持ちを忘れないことが大切です。
③契約内容と違ったら伝えよう
当時の私は無理にポジティブに考えようとしてしまい、例えば「子供たちの騒音のおかげで朝8:00に起きられるから良い!」「家に日光が入らないおかげで外出する機会が増える!」など自分に言い聞かせていました。
こういった考え方は一見ポジティブに見えますが、実際ストレスに思っているのなら、きちんと自分の心に向き合って正しく捉えることが大切だと思います。
契約内容と違って不満に思う気持ちがあるなら、それをまずは伝えましょう。
もしかすると解約金なしで移動することができるかもしれません。
④違約金を払わないで良い方法を考えよう
例えば先ほどのように契約内容が違うならそれを使って交渉してみるのも良いと思います。
他にはFacebookを使って住みたい人を探すのも一つの方法です。
私は結局1ヶ月前倒しで帰国することになったので、契約期間を満たさずに家を出ることになりましたが、その際にFacebookを使ってちょうど良いタイミングで住む人を探しました。
意外と家を探している人は多くて、投稿するとたくさんの人から内見の予約や、家に関する質問などのメッセージが来ました
私がもっと早くこの方法を試していれば、すぐに引っ越して家賃を節約できたかもしれないです
【失敗2】理想の一人暮らしを追求するあまり・・・
台湾留学で失敗したこと、後悔したことの二つ目は理想を追い求め、生活に必要ではないものを買ってしまったということです。
当時の私は「自分で家を借りてそこに長期間住む」という経験が初めてだったので、自分の一人暮らしの理想を持っていました。
その結果、かわいいクッションやラグなど「家を飾るためのもの」をネット通販でたくさん買うことになり、部屋は物で埋め尽くされました。
荷物が多すぎた
今思い返すと本当に馬鹿でした。
日本で寝具を買い、スーツケースに入れて持っていったのです。
台湾へ留学へ行くのに大きいスーツケース2個です。空港で荷物を預ける際、重さはギリギリオーバーで追加料金を払うハメに。
枕二つ(見た目のため)と掛け布団、ベッドのシーツ、ベッドの防水シーツがスーツケースの半分を占めていたと思います。
当時の私は台湾へ行ったことがなく現地でそういったものを調達する自信がありませんでした。
レンタルすることもできましたが、ご存知の通り私は当時「理想の部屋」がありましたから、好きなデザインのものじゃないと納得できなかったのです。。
スーツケースが2個もあると、ただでさえ小さい部屋のスペースをさらに狭めることになります。本当に邪魔でした!
私は次台湾へ正規留学へ行くときは小さいスーツケース1つで行く!と決めています
ハウスダストの原因に
通販で大量買いしたクッション、ラグがハウスダストを生み出す原因になり、鼻水が止まらなく辛い毎日を過ごしました。
結局ラグもクッションも全て捨てました。
飾り系のものを全部捨てて必要なものだけを残すと掃除がしやすくなり気持ち的にも楽になりました。
そこから学べること
私の失敗談②「理想の一人暮らしを追求しすぎてしまったこと」から学ぶ、当時台湾へ留学へ行く前の私に教えたいこと。
- 理想(部屋の装飾)ではなく生活に必要なものを考えること
- 台湾にもニトリやIKEAがあるから日本で買わなくて良い
①理想(部屋の装飾)ではなく生活に必要なものを考えること
ただこちらは初めての一人暮らし、モチベーションを上げるために必要だったのかもしれない。とも思います。
今でこそミニマリスト的な「必要最小限の暮らし」が自分に合っていると思いますが、それも言ってしまえば今の理想でしかありません。
こちらは頭の片隅に入れつつ、一度今考える理想の(ベストな)暮らしをしてみてから改めて何が必要か考えるというステップでも良いと思います。
②台湾にもニトリやIKEAがあるから日本で買わなくて良い
今まで台湾に一度も行ったことがなく、初めて留学するという人は私と同じ失敗をしやすいと思います。
台湾では日本と同じような生活用品を揃えにくいと考え、必要以上に日本でものを買ってから持っていくのですが、ほとんど台湾にもあります。
日本のものは台湾では高く売られています。
特に顕著なのは食品で、日本の4倍くらいの値段がしますが、布団や服などは大して変わりません
日本で買って行くならリップなど小さいものだけにしておきましょう!
【失敗3】費用見積もりが甘かった
最後にあげる台湾留学で失敗したこと、後悔したことは費用の見積もりが甘かったことです。
これはもう一番後悔していることであり、全ての失敗の元凶であるとも言えます。
結局お金があれば全て解決することができますから。
私の語学学校は台北にあり、台北の家賃、物価は高くそれでさらに苦しめられました。
節約のために一日1、2食で間食を買うのも我慢していたので体重も落ちました。
台中や台南だともう少し費用は安くても大丈夫だと思います。
みなさんは留学へ行く前にどれくらい費用がかかるか計算されると思いますが、その計算が甘いと私と同じ目に合います!
具体的にどのような計算方法がいけないのかというと
この考え方は私が実際に台湾に行く前にやっていた方法です。
この方法で日本で貯金してから行くと、「あれ!?計算して貯めたはずのお金がもう無くなりそう」こうなります。
ここで良い例を見てみましょう。
こんな感じになります。
先ほどの悪い例と何が違うか気づきましたか?
良い例は言い換えるとどれだけの可能性を考えて貯金できるかということです。
上記にある例の「もしかしたら」は全て実際私が台湾留学へ行って直面した出来事です。
私は留学へ行く前に最低限必要な費用のことしか考えておらず、さまざまな場面でお金に悩まされました。
このことから学べることは、起こるかもしれないありとあらゆることを想像し貯金するということです。
最後に
いかがでしたか?今回は私の1年間の台湾語学留学の経験から、失敗したことと、そこから学んだことを書きました
私の体験談がこれから留学する方のお役に立てたら嬉しいです
最後まで見ていただきありがとうございました