台湾で食べたい絶品グルメ10選!
台湾と言えば、夜市や小籠包、タピオカミルクティーなどが有名ですが、実はそれだけではありません。
台湾料理は、中国各地の料理や日本、東南アジアなどの影響を受けて独自の発展を遂げた、多彩で豊富なものです。
台湾で食べるべきグルメは何か?台湾料理の魅力とは何か?この記事では、台湾で食べたい絶品グルメ10選を紹介しながら、おすすめのお店の情報や値段など詳細にお伝えします。
肉汁じゅわ〜「小籠包」
台湾といえば小籠包!肉汁がたっぷり入った蒸し餃子は、台湾の代表的な点心です。
台湾の小籠包は、オーソドックスな豚肉を使ったものから、スープに浸して食べるスタイルのもの、カニ味噌やヘチマ入りのものなどたくさんの種類があります。台湾での小籠包の値段は、お店によって異なりますが、10個で200元(約800円)というところもあれば、10個で85元(約340円)という低価格のお店もあります
有名店は「鼎泰豊」や「京鼎楼」などがありますが、お店によって皮や具の味が違うので、食べ比べてみるのも楽しいですよ。
鼎泰豊(ディンタイフォン)
台湾で小籠包といえばここというほど有名なお店です。
鼎泰豊の小籠包は、美しく折られた18のひだ、スープや具が透けてみえるほど薄い手作りの皮、その皮の中にこめた旨味が凝縮した肉汁が絶品です。
小籠包は1蒸籠5個入りで125元(約500円)から注文できます。
台北には本店や台北101店など複数の店舗がありますが、どこも混雑しているので電話予約やネット予約がおすすめです。
京鼎樓(ジンディンロウ)
京鼎樓は「鼎泰豊」で修行した兄弟が創業したお店で、現地の人や日本人観光客にも人気があります。
京鼎小籠包は蒸籠10個入りで210元(約800円)です。
目玉商品は烏龍茶を練り込んだ生地と具にした「烏龍茶小籠包」で、1蒸籠10個入りで260元(約1000円)です。
點水樓(ディエンシュイロウ)
地元台湾の人たちからも人気のお店で、小籠包は1蒸籠10個入りで220元(約880円)です。
ここでしか味わえないオリジナルメニューとして「九層塔小籠包」があり、バジルを練り込んだ生地と具にしたもので、1蒸籠10個入りで320元(約1280円)です。
台北には南京店や復興店などがありますが、復興店では14:30~16:30の時間限定で食べ放題も行っています。
明月湯包(ミンユエタンパオ)
観光客よりも地元の台湾人御用達のお店で、小籠包は1蒸籠8個入りで130元(約475円)です。
小籠包以外にもチャーハンや牛肉スープなど台湾の地元料理も多く取り扱っています。
台北には本店と支店がありますが、支店の方が新しくて広いです。
台湾人のソウルフード「牛肉麺」
牛肉麺は台湾の名物グルメで、お店によって味付けが異なるのが特徴です。一般的には、紅燒牛肉麺と清燉牛肉麺の2種類に分けられます。紅燒牛肉麺は、醤油をベースに豆板醤などで濃い目に味付けされた牛肉麺で、インスタントラーメンの種類としても人気があります。清燉牛肉麺は、花椒や胡椒で味付けされた薄味のスープをベースとする牛肉麺で、全て当日に現場で屠った牛肉を使用することが特徴です。
辛さや麺の太さはお店によって異なりますが、一般的には細麺と太麺があります。
台湾の牛肉麺は、台湾人のソウルフードとも言われるほど愛されています。じっくり煮込んだ牛肉とスパイシーなスープが絶妙にマッチした一品です。
老董牛肉麺
2006年と2012年の台北国際牛肉麺フェスティバルで2度も金賞に輝いたチェーン店です。
2006年の優勝作品「上品清燉牛肉麺」と2012年の優勝作品「蕃茄半筋半肉麺」がおすすめです。
値段は1杯150元(約600円)からです。
時寓。
昔の漢方薬局をイメージしたような店内カウンターと、レトロでモダンな雰囲気がただよう落ち着いた内装が人気のお店です。
必食メニューは、漢方で使用される食材と野菜をじっくり煮込んだ黄金スープが特徴の「來金清燉牛肉麵」です。
値段は1杯250元(約1000円)です。
老山東家常牛肉麺
台北・西門町の萬年商業ビルにある伝説の牛肉麺屋さんです。
コクがあって甘味がある牛肉スープと、平打ちの素朴な麺を提供し続けて73年、値段は1杯210元(約840円)とリーズナブルで、一日に700杯も売り上げる人気店です。
永康牛肉麵
台湾で最も有名な牛肉麺屋さんで、ミシュランガイドにも掲載されています。
ここの名物は「清燉牛肉麵」で、透き通ったスープに厚切りの柔らかい牛肉が入っています。値段は1杯220元(約880円)です。
安くて美味しい台湾の大衆料理「魯肉飯」
魯肉飯は、甘辛いタレで煮込んだ豚バラ肉をご飯に盛りつけた丼です。
台湾の大衆料理で、屋台やレストランなどで広く食べられています。
魯肉飯の味は、お店や家庭によってさまざまですが、一般的にはしょうゆや砂糖、紹興酒やオイスターソースなどで味付けされます。
八角や五香粉などのスパイスが香る異国情緒あふれる味が特徴です。
魯肉飯は、単品で食べることもありますが、卵や青菜などのトッピングやスープと一緒に食べることも多いです。簡単に作ることができるので、台湾の家庭料理として親しまれているごはんものです。
黃記魯肉飯
晴光市場を代表する大人気魯肉飯店です。
お店の前はいつ来ても行列ができているほどです。
魯肉飯は小が30元(約120円)、大が45元(約180円)です。
脂身多めのこってりとしたルーローソースと、ほんのり八角の香りを感じるスープが絶妙にマッチしています。
北北車魯肉飯
台北駅前路地ナカにあるお店です。
こってり風味がお好みの方にオススメです。
魯肉飯は小で25元(約100円)、大で40元(約160円)です。
ルーローソースは脂身多めではあるものの、脂っぽさはほとんど気にならないから不思議です。
天天利美食坊
西門町歩行街に佇む大人気台湾グルメ店です。
蔡英文総統も訪れたことがあるそうです。
「魯肉飯」は小で25元(約100円)。
半熟目玉焼きを追加した「加蛋」で10元(約40円)プラスするとさらに美味しくなります。
優しい味の麺料理「担仔麺」
担仔麺は、エビの出汁が出たスープに、肉味噌、ニンニクやパクチーなどを乗せて食べる麺です。
台湾の大衆料理で、台南が発祥の地とされています。
担仔麺の味は、お店や地域によってさまざまですが、一般的にはしょうゆや砂糖、紹興酒やオイスターソースなどで味付けされます。麺は細麺かビーフンから選べることが多いです。
担仔麺は、小皿料理として食べることもありますが、単品で食べることもできます。
好記担仔麺
台北の担仔麺の名店です。
看板メニューの「擔子麵」は40元(約140円)で、スープの旨味たっぷりで日本人の好みにもマッチします。
他にも台湾料理のサンプルが店頭に並んでいて、気になるものを選べます。
永樂担仔麺
迪化街にある老舗の担仔麺店です。
こちらは「孤独のグルメ Season5 台湾編」で五郎ちゃんが訪れたことでも有名です。担仔麺は50元(約180円)で、ニンニクのすりおろしをお好みでかけていただきます。
あっさりした味付けで食べやすいです。
台南赤崁(樓)担仔麺
台南で有名な担仔麺店です。
台南に行ったことがなければ、台湾へ行ったとは言えないと言われるほど、多くの台湾料理はここ台南が発祥地です。
担仔麺は65元(約230円)で、甘辛い肉味噌がご飯にしみ込んだ病み付きの一品です。
ピーナッツのかき氷や牡蠣オムレツなど、他の台南料理も充実しています。
日本と台湾で味が違う「炒飯」
台湾では、日本と同じように一般的な食べ物として親しまれていますが、台湾の炒飯は日本のものとは少し違います。台湾のチャーハンは、日本のものとは違って、ご飯に卵を混ぜて炒めるのではなく、ご飯と卵を別々に炒めてから合わせる方法が一般的です。また、パラパラとした食感が特徴で、味付けも日本よりも薄めです。台湾では、炒飯に沙茶醤(サーチャージャン)という特製のソースをかけて食べることが多いです。沙茶醤は、エビやイカなどの魚介類をベースにした辛味のあるソースで、台湾料理に欠かせない調味料です。
台湾では、様々な種類の炒飯がありますが、中でも有名なのは蝦仁蛋炒飯(エビチャーハン)です。この炒飯は、エビと卵を使って作るシンプルな炒飯で、台湾人にも日本人にも人気があります。他にも、カレー炒飯やマンゴー炒飯など、珍しい炒飯もあります。
持ち帰りを頼むと容器いっぱいに詰めてくれます。
喬喜蛋炒飯專賣店
100種類以上の炒飯がメニューにあり、白米やスープ、デザートが食べ放題です。
炒飯はパラパラで、沙茶ソースが入っています。
値段は75〜100元(300〜400円)です。
新東羊
羊料理専門店で、羊肉を使ったボリュームたっぷりの炒飯があります。
羊肉の独特の匂いがするので、好き嫌いが分かれます。
値段は120〜130元(480〜520円)です。
世界美食總匯
24時間営業でご飯や麺やパンなど豊富なメニューがあります
壁に書かれたメニュー表は写真映えするので若者に人気です。
値段は50〜85元(200〜340円)です。
季節を問わず大人気「火鍋」
台湾の火鍋は、中国の鍋料理の一種で、辛いスープやさっぱりしたスープなど様々な種類があります。具材も豊富で、肉やシーフード、野菜や豆腐などを自分で選んで鍋に入れて食べます。台湾では冬はもちろん、夏でも冷房が効いた室内でアツアツの火鍋を楽しむ人が多いです。
台湾で人気のある火鍋の種類は、「麻辣鍋」、「養生白味鍋」、「酸菜白肉鍋」の3種類になります。
「麻辣鍋」は、唐辛子や花椒などの香辛料を使った火鍋で、真っ赤な辛味のあるスープが特徴です。
「養生白味鍋」は、牛乳や豆乳などをベースにしたまろやかなスープで、コラーゲンが豊富な火鍋です。
「酸菜白肉鍋」は、白菜の漬物と豚肉がベースの鍋で、さっぱりとした味わいが特徴です。
台湾の火鍋を注文するときは、まずスープの種類を選んでから、具材をオーダーするか食べ放題にするか決めます。具材は店内にある冷蔵庫から自由に取ってくる場合やメニューから注文する場合があります。
台湾の火鍋にはたれや調味料が付いてきますが、基本的には自分で好みに合わせて作ります。
鼎王麻辣鍋
台湾を代表する火鍋のチェーン店です。
麻辣鍋(ピリ辛鍋)と酸菜白肉鍋(白菜の漬物と豚肉がベースの鍋)の2種類のスープで新鮮な具材が楽しめます。
時間制限は90分で、ひとり当たりの料金目安は1,000元(4,000円)〜です。
無老鍋
健康や美容に良い材料を使った鍋専門店です。
香辛料と漢方薬膳たっぷりのスープに、上質なお肉・シーフードのしゃぶしゃぶが現地の人から支持されています。
時間制限は90分で、ひとり当たりの料金目安は1,000元(4,000円)〜です。
寛巷子
日本でも人気がある火鍋店です。
高級感があり、店内の装飾も豪華絢爛です。
テーブルあたりの最低消費料が1,000元(4,000円)で、複数人で楽しむ台湾火鍋です。
馬辣頂級麻辣鴛鴦火鍋
コスパがハンパない火鍋店です。
お肉、魚介、お野菜など新鮮食材が食べ放題で、台湾ビールもワインも飲み放題です。
時間制限は120分で、ひとり当たりの料金目安は600元(2,400円)〜です。
牡蠣がたっぷり入っている「蚵仔煎」
台湾では牡蠣が新鮮で安く手に入るので、牡蠣料理も豊富です。
蚵仔煎は、台湾と中国の福建省の代表的な屋台料理の一つで、牡蠣が入ったオムレツのような料理です。
片栗粉でとじたプルプルのオムレツに甘めのタレをかけて食べます。
蚵仔煎は、台湾の夜市や屋台でよく見かける人気の料理で、牡蠣の旨味とたれの酸味が特徴的です。
圓環邊蚵仔煎
寧夏夜市にある老舗の牡蠣オムレツ店です。
毎日台南から直送されるカキ、地鶏の卵、有機野菜など厳選した食材を使っています。
一皿70元(約280円)で、甘さ控えめのソースがかかっています。
賴雞蛋蚵仔煎
寧夏夜市で人気を二分する大行列のできる牡蠣オムレツ店です。
厚みが一般的な牡蠣オムレツの2倍ほどもあり、外はサクサク、中はもっちりふわふわです。
一皿65元(約260円)で、お好み焼きにも似たユニークな食感が楽しめます。
阿吉雞蛋蚵仔煎
臨江街夜市にある隠れた名屋台です。
小さなカキがたくさん入っており、「プチッ!」と弾ける食感が最高です。
一皿50元(約200円)で、シンプルながらも美味しい牡蠣オムレツが味わえます。
甘くてジューシー「マンゴーかき氷」
マンゴーかき氷は、台湾の代表的なスイーツの一つで、新鮮なマンゴーがたっぷり乗ったかき氷です。マンゴーかき氷に使用されるマンゴーは、「愛文芒果」という品種で、熟すと赤くなる見た目から「アップルマンゴー」とも呼ばれます。愛文芒果の旬は夏で、4月中旬から10月上旬まで市場に出回ります。そのため、台湾の多くのかき氷店では、この時期に限って生のマンゴーを使ったかき氷を提供しています。
マンゴーかき氷の氷には、ミルクや黒糖などのシロップがかけられ、甘酸っぱいフレッシュマンゴーとの相性が抜群です。また、プリンやアイスクリームなどのトッピングを加えることもあります。ミルク氷を使用した雪花冰もふわふわ滑らかで美味しいですよ。
台湾の夜市や屋台だけでなく、専門店や高級フルーツ店でもマンゴーかき氷を楽しめます。
ICE MONSTER
台湾で最も有名なマンゴーかき氷のお店です。
ふわふわの氷に新鮮なマンゴーがたっぷり乗っています。
一皿250元(約1000円)で、見た目もインパクトがあります。
綠豆蒜啥咪
黒糖味のかき氷が人気のお店です。
注文後にカットされるフレッシュなマンゴーがジューシーで美味しいです。
一皿200元(約800円)で、練乳や黒糖との相性も抜群です。
冰讃
台湾マンゴー収穫時期の夏季限定で営業するお店です。
とろけるような美味しさのマンゴーかき氷が食べられます。
一皿100元(約400円)で、リーズナブルに楽しめます。
安くて美味しい本場の味「珍珠奶茶」
タピオカミルクティーは、台湾では「珍珠奶茶」と呼ばれます。
タピオカミルクティーの誕生は、1980年代に台中市の喫茶店「春水堂」のオーナーが、清涼飲料水に対抗できる中国茶として考案したという説が有力です。
その後、台湾各地に広まり、様々なフレーバーやトッピングが登場しました。
台湾では、タピオカミルクティーを頼む際には、氷の量や甘さを自分の好みに合わせて選べることが多いです。
茶葉から淹れた紅茶にミルクとタピオカを加えたドリンクは、甘くてモチモチした食感がクセになります。
最近ではフルーツティーやチーズティーなどバリエーションも豊富です。
ドリンクスタンドの種類も豊富なので、台湾を訪れた際は自分のベストドリンクを探してみてください。
50嵐
台湾で一番店舗数が多いタピオカドリンク専門店です。メニューは約50種類あり、値段は20元(約80円)から70元(約280円)です。日本語表記のメニューもあり、注文しやすいです。
Coco 都可
コスパが良くて量も多いお店で、フレーバーやトッピングも豊富です。
値段は小サイズが25元(約100円)、中サイズが35元(約140円)、大サイズが45元(約180円)です。
春水堂
タピオカミルクティーの発祥地として知られる老舗のお店です。
大粒でモチモチのタピオカを使用しています。
値段は90元(約360円)から160元(約640円)です。
豆花は、つるんとしたなめらかな舌ざわりと、日本の絹豆腐よりもやわらかい食感が特徴の国民的スイーツです。豆花自体は甘くないのでさっぱりしていますが、シロップやフルーツ、豆などをトッピングして甘く食べるのが一般的です。冬は温かく、夏は冷たくしていただきます。
豆花の発祥は中国で、紀元前から食べられていたとする説が有力です。豆花の食べ方は地域によって違います。台湾や香港ではスイーツとして食べることが多いですが、中国の一部地域ではおかずとして食べたり、辛く味付けしたりすることもあります。
騒豆花
台北MRT国父紀念館駅近くのおしゃれな店舗で、フルーツがたっぷりのった創作豆花が人気です。
値段は45〜120元(180〜480円)です。
本願豆花店
台北MRT西門駅近くの西門町にある老舗店で、シロップや豆乳がかけられた豆花や仙草ゼリーに豆花を加えたメニューがあります。
値段は55〜70元(220〜350円)です。
友蓁豆花店
台北MRT古亭駅から歩いて数分の店で、3種類のトッピングと2種類のアイスクリームをのせた豆花が高コスパです。
値段は60〜75元(240〜300円)です。
白水豆花
台北MRT東門駅前近くの永康街にある行列必須の店で、麦芽糖やピーナッツ、パクチーなどをトッピングした一風変わった豆花です。
口の中でふわっと消えるような口当たりの軽さが特徴です。
値段は70〜75元(280〜300円)です。
藤香厚工豆花
台北101から少し歩いた場所にある店で、豆花に加えてタピオカキャラメル豆乳や豆乳ヨーグルトなども提供されています。
値段は45〜55元(180〜220円)です。
最後に
台湾グルメの魅力についてご紹介しましたが、いかがでしたか。 小籠包やタピオカミルクティーといった日本人にもおなじみのものから、やさしい味わいのスイーツまで、台湾では様々なグルメが楽しめます。
台湾旅行に行く際はこの記事を参考にして、10種類のグルメを試してみてください。
台湾料理の魅力にハマること間違いなしです!
※一部施設のサービス内容の変更がある場合があります。
※記載の情報は随時更新しておりますが、予告なく変更される場合があります。観光の際は参考程度にご覧ください。
参考にさせてもらいます❤️❤️どこも美味しそう